【韓国語語尾】不規則活用 その④:「르(reu)不規則」

  • 韓国語の語尾の不規則活用は、今すぐ完璧に覚えなくても大丈夫です。
  • なぜなら、最初からすべてを理解しようとすると難しく感じてしまうからです。
  • 今は「そういう文法があるんだ」と知っておくだけで十分。
  • 学習が進む中で自然と出会うタイミングが来るので、その都度覚えていくほうが、無理なく身につきやすいですよ。
  • ですので、これからの説明も「なんだか難しそう…」と構えずに、「へぇ〜、こんな活用もあるんだな〜」くらいの気持ちで、気軽に読んでみてくださいね😊
  • きっと、どこかで「あ、これ見たことある!」とつながる日がやってきますよ🌟

「르(reu)不規則」とは?

르(reu)不規則活用パターンを説明する前に知っておく基礎知識があります。

韓国語の用言の活用は、

基本的に「語幹」にそのまま「語尾」をつけるというシンプルなルールに基づいています。

ですが、すべての語尾がこのルールに従うわけではなく、いくつかの例外があります。

👇詳しくはこちらの投稿を参照して下さい。

【韓国語語尾】韓国語の用言の語尾活用の基本
韓国語の用言の活用は、基本的に「語幹」にそのまま「語尾」をつけるというシンプルなルールに基づいています。ですが、すべての語尾がこのルールに従うわけではなく、いくつかの例外があります。中でもポイントとなるのが、語幹の最後の母音が陽母音か陰母音...

もちろん、不規則活用にもこの3つのパターが適用されます

では、具体的にどのような流れで活用が行われるのか、見ていきましょう。

르(reu)不規則とは?

韓国語の不規則活用には、いくつかパターンがあります

その中でも語幹が 「 르 」で終わる用言は、

「아 / 어形」(パターン③)と呼ばれる活用で、

語幹「르」 ➡︎ 「ㄹ라/ㄹ러」というルールが適用されます。

これを르不規則活用といいます。

パターン①語幹にそのまま語尾をつける場合

では、「르(reu)不規則活用」の単語である「빠르다(速い)」と「지르다(叫ぶ・張る)」を例にして、
基本的な語尾の活用パターンに沿って順番に見ていきましょう。

この場合「르」は変化しません

르(reu)不規則パターン①の活用は超簡単!!!

「빠르다(速い)」と「지르다(叫ぶ)」に、「〜くて、〜て」の意味の「-고」をつける場合

빠르다(速い) + 고(〜して、〜て) → 빠르고(速くて)

パターン②パッチムが有無によって語尾が変わる

▶️「르」は変化しません

例)

「모르다(分からない)」に、「仮定」を表す「-(으)면(〜なら)」をつける場合

모르다 + 으면 → 모르면(分からないなら)

「모르다」はパッチムがないので「면」をつける「모르면」になります。

パターン③陽母音か陰母音かによって付ける語尾が変わる

르不規則説明の図解

パターン③ 「아 / 어形」の場合、「르」の「ㅡ」が脱落して「ㄹ」を追加して語尾が「ㄹ라」「ㄹ러」になります

例えば、

「빠르다(速い)に、「〜して」の意味の「-아/어」をつける場合

  • 빠르다(速い) + 아(〜して、〜て) → 빨라(速い)
  • 語幹「빠르다」の「르」の前の「빠」は陽母音「ㅏ」なので、「-ㄹ라」をつけて「빨라」となります。
  • 빠르다(速い) + 아(〜して、〜て) → 빨라(速い)

「지르다(叫ぶ)」に、「〜して」の意味の「-아/어」をつける場合

  • 語幹「지르다」の「르」の前の「지」は陰母音「ㅣ」なので、「-ㄹ러」をつけて「질러」となります。
  • 지르다(叫ぶ)+ 어(〜して、〜て) → 질러(叫んで)
  • 지르다(叫ぶ)+ 어(〜して、〜て) → 질러(叫んで)

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